六甲1号のページ

鉄道趣味の個人資料館と、あちこち出掛た模様をお送りします (旧・出撃にっきを統合)

さよなら北斗星号 最後の撮影行

 いよいよ完全廃止となる8月21日(札幌発は22日)を迎えるのですが、今週は土日が出勤日に当たり、その前の木金の2日が休みなので、その日で動ける範囲で撮影計画をすると、
 8/20 上下ともカシオペア号(福島・宇都宮付近)、
 8/21 上下の北斗星号を撮影(栗橋・蓮田)
となるので、この2日間で各列車上下それぞれ1本ずつの撮影となります(追っかけとかしないので、ごく当たり前の本数ですが)

 1. カシオペア号撮影
 カシオペア号も年度内の運転継続が発表されたものの、来春3月以降は廃止と考えると、東北地域で撮れるのはこの夏が最後となるので、東北地方で歩き鉄で行ける範囲で、まだ撮影していない場所という条件で絞り込むと、東福島-伊達間の鉄橋が第一候補に上がりました。

 福島での滞泊は福島市内北部の国道4号線沿いのネカフェとして、そこを朝4時半に出れば撮影地には5時10分頃には着けるとみました。

 前夜 福島駅22:40発の最終の伊達行に乗ります。福島交通の路線バスに乗るのは、400系新幹線の撮影で来た2009年9月以来、約6年ぶり。土休日だとバスが早く終わってしまうので、阿武隈急行福島学院前駅から歩きになります。

 翌朝4時半に出発して、40分歩いて目的の河原に到着して、待った結果、

 うっすらと朝日に照らされて、少しハイライトが光ったまずまずの感じで撮れました。朝5時半なので、もうこの時期が最後でしょう。

 2. 仙石東北ラインに乗り鉄
 さて朝5時半で撮影終了となったので、この日の予定を練り直すのですが、今日は南へ行くほど天気が悪いようなので、下りのカシオペアは諦めようかと思い、最寄りの東福島駅から始発の仙台行きに乗ります。
 白石辺りで下車して折り返そうかと思いましたが、私が座ってたボックス席を女子高生とOLに囲まれてしまったので、せっかくですからw終点の仙台まで乗り通すことに。
 仙台に着いて発車案内を見ると、ちょうど8時過ぎに仙石東北ラインの快速列車があるので、それに乗って新規開業区間を新型車両で乗りぞめします。

 発車5分前に始発仕立てで入線してきたハイブリッド車両。

 出発は8:18、石巻までは1時間近く掛かるので、コーヒー&パウンドケーキを買って乗り込みます。
 途中の塩釜まではノンストップのタイプで、塩釜を過ぎるといよいよ仙石線への渡り線に入ります。

 塩釜から幾つかのトンネルを抜けて、列車が本線上で一旦停車した後、この渡り線に入ります。
 渡り線内でも停車。こちらは2分程度止まったので、仙石線内での反対列車があるのかと思いましたが、そのまま発車しました。

 高城町を過ぎると、いよいよ津波で被災した区間に入ります。
 最も海に近い東名付近を走行、真新しい護岸が目に入ります。

 列車はその後も快調に走り、9:23石巻に到着。

 こちらが車内の様子。E721系キハE130系などと同様の仕様ですが、機械室が座席1ボックス分占拠しているいので、その分だけ定員は少なくなっています。

 石巻に着いたものの、天気が今ひとつのため、折り返しの仙台行きに乗ってとんぼ返り、途中の高城町で乗り換えて、東名付近で撮影しようかと思いましたが、爆睡してしまい、そのまま仙台へ戻りました。
 もう天気も悪いし、そのまま明日撮影予定の埼玉県内まで移動をすることとし、東北本線を南下しました。
 途中で運が良ければ下りのカシオペアを撮れるかも?

というわけで、岡本-宝積寺間の橋梁にて下りカシオペアを撮影。今にも雨が降り出しそうな天気の中、何とか撮影中は雨降りを免れましたが、帰り道に降られました。
 今夜の寝床の浦和に21時到着。

 3.いよいよ北斗星とお別れ
 日曜日の上り最終列車は撮れないので、金曜日の上りラス1と下りラストを撮るべく、ここは埼玉県内でのお馴染みの場所での撮影としました。
 特殊撮影の関係から、上りはワシクリの水沢付近で、下りは人出の数次第でヒガハスで撮れれば撮るとこにしました。
 ・上り北斗星

 相変わらすの天気が悪く、雨こそ降らないものの、どんよりと曇った中、上りの北斗星がやって来ました。通過5分ほど前になって、前方の黒小屋踏切で撮れない人がその手前の用水路に登って撮影しようとしたことから大罵声が飛びましたが、標準レンズ程度の画角&この光線なら、私の場合はほとんど影響ありません・・・てか下り電車が通過して、裏被りに・・・
 でも写真を良く見ると、右から3番目の電柱のたもとに黒い人影があります。踏切近くから超望遠で編成写真狙いで随分前からスタンバイしてた人にとっては、これはもう発狂モノですね。お気の毒です。

 ・昼間は両毛線で時間つぶし
 上り北斗星撮影後、早くも下り列車を撮影すべく、黒小屋踏切付近では場所取りが行なわれてましたが、ホントご苦労さん。私は場所取りの必要はないので、夕方まで時間が空くことから、両毛線115系107系の撮影で時間を潰すことに。

 やって来たのは岩舟駅の東側にあるカーブ。編成主体の撮影ではなく、風景主体の動画の撮影なので、足回りに少々草がかぶっても平気。編成主体で撮る場所は小山寄りにありますが、歩くと時間が掛かるので、またの機会に。

 ・最後はやっぱりヒガハスか
 両毛線内で撮影してると、ポツリと雨が降ってきたので12時で撮影終了。夕方の下り撮影地へ向かいます。一応ヒガハスを予定してますが、人があまり多すぎたら、場合によっては場所を変えざるを得ません。
 小山14時半ごろの電車で南下、各沿線の様子を車内から見ましたが、意外とどこも空いている感じ、これだとヒガハスも行けるかも?
 でも心配なので、蓮田では降りずに次の東大宮まで乗って、車内から撮影地の様子を見ることに。

 車内から見たところ、この様子だったので、な~んだ全然余裕だなということで、東大宮からまた1駅戻って蓮田で下車。撮影地には約50分前に到着。
 しかし、その後人出はどんどん増えてゆき、最終には見た感じで150人程度、線路反対側にも居たのであわせると200人近い人出だったでしょうか。
 下り列車に対しては場所的に余裕があるので、近隣の住民もわらわら出てきて記念撮影できるほどの余裕でした。
 そして北斗星の通過時刻が近付いてきたその時、
「大宮-土呂間で線路内立ち入りがあったため、現在東北本線下りは抑止となってます」と踏切付近で警戒中のパトカーの拡声器から撮影地に向かって広報が。
 撮影地からは大きなどよめきが。結局抑止は10分程度続きました。

 そして17:04 下り北斗星ラストラン列車が通過。

 写真の方は実った稲穂を大きく入れたアングルにしたので、列車は小さく写っています。去り行く夏と去り行く列車を掛けたのですが、どんより曇った天気だと、どうしようもありませんね。
 綺麗な秋空を思わせる景色の中・・・なんて感じで撮れれば最高だったのですが。
 というわけで、最後の北斗星の雄姿を目に焼き付けて撮影終了。さよなら★北斗星