前記事の続きになります。
八戸と苫小牧を結ぶフェリーが全便欠航となり、盛岡からIGRへ八戸へは行かずに、花輪線経由で青森まで来て津軽海峡を渡る夜行フェリーに乗るところまでを前回書きました。3時間50分の航海で即爆睡となり、3時間40分は寝れたと思います。
.函館市電を乗り潰す
北海道の鉄道路線で未乗のまま残っているのが
①函館市電 函館駅前-湯の川 6.5km
②札幌市電 西4丁目-すすきの 0.4km
③札幌地下鉄東西線 大通ー白石以外の区間 15.9km
④札幌地下鉄東豊線 一部乗った記憶のみ 13.6km 合計 36.4km
の4線区で、これを今日中に乗り潰した上で、昼間に苫小牧に寄って、日高本線のキハ40も撮ってしまおうという強硬ルートですが、特急を使えば簡単なのですが、青春18きっぷなので、列車の本数が少なくて至難の業であります。
5:57 風は穏やかだったのですが、なぜか船の到着が10分ほど遅れて、本来の到着時刻に目覚めました。函館港に接岸します。
6:17 船はトラックの下船が優先で、徒歩の乗客が一番最後になるので、だいぶ待たされました。徒歩で乗船の場合は、この時間を見込んでおくことをお勧めします。

さて市電に乗るのですが、この時間帯なのでタクシーも港におらず、勿論連絡バスも走っていない早朝のため、函館駅まで歩くと45分も掛かってしまい、その後函館駅と湯の川を市電で往復していると、函館駅に戻ってくるのが8時半を回ってしまうため、函館8:23発の長万部行きに乗るのは不可能なので、別の方法を考えます。
バスの時刻表を調べたら、亀田町というバス停を6:47に出て、湯の川方面に行くバスがあるのを発見、フェリー乗り場からの徒歩時間も短い(図左上のオレンジ色の線)18分歩くだけで済むので、このルートにしました。18分なら港でタクシー呼んで来るのを待ってる間に十分歩けます。バスは図の緑色のルートを走ります。
6:50 3分遅れで湯の川を経由するバスがやってきました。ここから湯の川電停の最寄りの湯倉神社バス停まで20分ほどの乗車です。
7:14 湯倉神社バス停から少し戻った所に湯の川の電停があり、ちょうど出発待ちをしていた電車に乗ります。朝の通勤通学時間帯ということで、既に車内にはそこそこ乗客が乗っていたので、車内の写真はありません。
7:49 湯の川から32分で函館駅前に到着。結構時間が掛かります。これで函館市電は既に1988年に乗っていた区間を入れて全線完乗となりました。
ちょうど反対側には九州各地や札幌市電などでも導入されている、リトルダンサータイプの車両が入ってきたので、お約束のショット。
7:58 9年ぶりに函館駅に来ました。前回来たのが北海道新幹線開通後の夏で、もう一昔前になります。駅の中の売店はセブンなので、駅右手のビル1階にあるローソンで朝食を買って、駅に入ります。
.外人・外人・また外人
8:06 既に8:23発の長万部行きの列車がホームで待機していましたが、座席はボックスがほぼ埋まっていて、残り2ボックスだったので、もう少し遅かったらロンシート地獄になる所でヤバかったです。
出発時刻近くになると、多くの外国人が乗り込んできて、車内は大混雑。新函館北斗で新幹線に乗り継ぐ日本人客が10人ほど降りたものの、入れ替りで更に外国人客が乗ってきて、立ち客で一杯の混雑は変わりません。
3月のダイヤ改正で廃止となる仁山に停車。昔はここで降りて、急行ニセコやスイッチバックを発車する旧型客車を撮ったものでした。2駅先の大沼公園で外国人客はどっさり降りて、ようやく車内が静寂になり、ほっとします。
勇壮な姿を現した駒ヶ岳。以前は駅間で駒ケ岳をバックに列車を撮れたのですが、車窓から見ると、背の高い雑草が生い茂っていて、撮影は難しそうでした。この区間を明るい時間帯に走るのは、上野からの寝台特急〔北斗星〕に乗った時以来12年ぶりです。
途中の森駅で20分近く停車して、後から来た特急列車に道を譲ります。乗客も18きっぷの旅を楽しむ日本人客が数名乗っているだけで、このまま静かに行けるのかと思ったのですが・・・
列車は内浦湾沿いに走り、シーサイドビューを楽しみながら走っていたのですが、途中の無人駅の落部からは大量のベトコン達が乗り込んできて、更に八雲からは大量の韓国人が乗り込んできて、1両の普通列車は、朝の通勤列車か?というほどの混雑。本来ならガラガラであるはずの、シーズンオフ期平日の昼前ですよ!
10:51 長万部に到着。函館からの約2時間半のうり、のんびりできたのは、大沼公園→落部間だけでした。 ふぅ~やれやれ。
大量の外国人客を吐き出して、静かになった駅のホームに佇むキハ150トプナン。韓国人たちは駅前に待機していた観光バスに乗って、さっさと消えていきました。
以前五能線でも経験しましたが、日本のローカル列車に乗る体験がどうも観光コースの1つに組み込まれていて、バスツアーの1部区間で列車に乗せてるようです。
長万部の駅前に出てきました。駅の中には観光案内所ができていて、地元の物産品を売っていましたが、既に荷物が多いので何も買わずにスルー。普通列車の発車は15:30と4時間以上開くのと、苫小牧でのキハ40撮影の時間を確保するため、次の特急列車で移動します。
特急は全車指定席のため、駅のみどりの券売機で指定席特急券と乗車券を買ってホームに入ります。列車を待っているのも大きな荷物を持った外国人ばかり。
11:33 特急北斗7号がホームに滑り込んできました。指定席特急券と乗車券が1枚になった券だったので、改札で回収されるかもと思いましたが、東室蘭の駅には自動改札があり、青春18きっぷで出れたので、このきっぷは手元に残りました。3,480円の別途出費。
特急の車内は外国人ばかり、私の隣もフィリピーナ?ぽいお姉ちゃんでした。次の洞爺では誰も降りないので、洞爺湖の観光でもなく、札幌まで行くんでしょうかね。自由席があれば短い区間を乗る時に便利なんですが、自由席があればあるで、アジア系外国人が押すな押すなの大混雑で遅延が起きるから、全車指定席にしたのは、これ以上お客を乗せないよう乗車人数を絞る施策に出たのかとも思われます。
12:28 長万部から55分で東室蘭に到着。東室蘭からは電化区間の普通電車があるので、それに乗って苫小牧まで移動します。
苫小牧の駅舎 知らない人が見たらパチンコ屋?かと思うような配色です。
東室蘭からは3年前に落成したばかりのオンボロ最悪車両:737系の地獄旅になります。車内は割と乗客がいたため車内の撮影はありません。
.日高本線に乗って録って
苫小牧で37分の乗り継ぎ時間で日高本線の列車に乗ります。今日は平日という事で、キハ40の単行が入っていました。懐かしい急行利尻カラーの車両です。
車内は国鉄時代を彷彿される青色のモケットが張られています。キハ40の利尻仕様車はそもそも形式がキハ400と名乗っていて、座席も183系特急車のオレンジ色のリクライニングシートでしたので、表の車体色と車内の仕様が相反していますが、国鉄モケットの方が味がありますね。
15:34 せっかくのキハ40でしたが、1駅11分の乗車だけで、次の勇払駅で下車します。ここから歩いて20分ほどの撮影地に行って、鵡川から折り返してくるこの列車を録るためです。
勇払の駅ですが、ホームから数十m離れた場所にポツンと駅舎が建っていて、これはかつてはこの駅で列車交換が行われた名残で、島式のホームとの間に線路が敷かれていたため駅舎が離れた場所に建てられたものと思われます。
16:35 鵡川から折返して来た上り列車が勇払川の鉄橋を渡ります。駅に着いた時は薄っすらと晴れていたのですが、その後どんどん雲が出てきて太陽は隠れてしまいました。
.道内の鉄道完乗へ
日高本線のキハ40も乗って録ってと、ミッションを遂行出来たのですが、今日はまだ残りのミッションがあるので、先へ進みます。札幌市内の落穂拾いです。
上りの苫小牧行きの列車は撮影のために逃したので、次に列車が来るのが2時間後の18時48分まで無いのですが、こんな所でボ~っと佇んでいるわけにも行きません。どうするか?
17:12 勇払駅に戻るのではなく、撮影地の近くから沼ノ端駅を経由して苫小牧駅とを結んでいるバスの便が上手い具合にあるので、これに乗ります。
17:29 沼ノ端駅前に到着、苫小牧駅までは乗らずに、ここでバスを降ります。その方が札幌方面に移動するには都合が良いし、バス代も安く収まるもんで。
17:41 12分の待ち時間で札幌方面行きの電車がやって来ました。あのままバスで苫小牧まで行ってたら、この電車には間に合いません。
その後夕刻のラッシュ時間帯になって乗客が多いため、駅や車内での撮影は省略します。千歳線は新札幌で下車し、地下鉄東西線に乗換えます。 

19:35 新札幌からは地下鉄1日乗車券を買って、既に乗っている白石ー大通間を含めて、東西線を一気に西の端である宮の沢まで乗り通して、これで東西線は完乗しました。折返しは地下鉄大通まで戻ってもいいのですが、地上にもまだ乗ってない区間が残っています。
地下鉄は途中の西11丁目で下車し、地上に上がって、1丁ほど歩いた所にある中央区役所前電停から市電に乗ります。 市電は以前完乗していますが、その後たったの400mですが、新規開業した延伸区間があるのでそこを乗ります。
20:16 無事に市電の延伸区間も乗って、札幌市電再完乗。すすきの名物のニッカウウヰスキーの電光看板を入れて録りました。
ここから徒歩で10分近く離れている、豊水すすきの駅まで移動して東豊線に乗ります。
本日最後のミッションとなる地下鉄東豊線は、北側の一部区間乗った記憶だけあって、記録が残ってないので、南側含めて全線乗るべく、豊水すすきのから一旦南下して福住で折返し、北端の栄町まで乗り通しました。
21:24 栄町に到着、地上に上がるとあまり明るくはない感じのビルの前でした。
これにて北海道の鉄道全線完乗! となりました。昨年6月の東北地方、9月の四国地方に続いて3地域目(中国地方は広電が延伸したので、再び未乗車区間発生中)となりました。北海道新幹線全通したら、また乗らないといけませんが、開通まで十年近くかかるでしょう。
青森港FT 200~🚢~600函館港FT 620~🏃~640亀田町647+3~🚌~706+5湯倉神社/湯の川716~🚋~748函館823~1051長万部1133~特急~1228東室蘭1333~1443苫小牧1520~1531勇払/出張所1712~🚌~1729沼ノ端1741~1840新札幌/新さっぽろ1900~1935宮の沢1942~1955西11丁目/中央区役所前2001~🚋~2016すすきの/豊水すすきの2043~2054福住2059~2124栄町2132~2144さっぽろ 青字:新規下車駅
ということで、深夜の津軽海峡渡航から怒涛の乗り継ぎ&撮影旅もした1日が終わりました。
明日は18きっぷ旅4日目(道内2日目)は、勿論あそこに行きますが、それは次の記事で・・・。