前記事の続きになります。
2日間に渡って土佐くろしお鉄道の乗り潰しを行う旅の1日目は西側地区でほぼ1日潰れたので、2日目の午前中に東側の区間を乗り潰して、昼過ぎには高松方面へ向けて帰路に就くプランです。
.いよいよ四国完全制覇へ
高知で滞泊し、朝5時台の土佐山田行の1番列車でごめん・はなり線の起点駅である後免へ向かいます。

6:17 後免駅の0番のりばに1両の気動車が停まっていたので乗りこみます。
車両は残念ながら、1両だけ存在するロングシート車両(ハズレ車両)に当たってしまいました。ハズレに当たるとはこれ如何にw 長良川鉄道もそうでしたが、一番新しく増備された新車に限ってハズレという謎の法則があります。
この車両は2005年に増備された「手のひらを太陽に号」で、車内にはいろいろな駅キャラクターの絵が描かれています。
後免を出ると、大きく右にカーブしながら高架を登って行きます。新規開業路線は原則踏切が設置できないので、宿毛線同様に高架か盛り土区間が続きます。
4駅目のよしかわを過ぎると右手に太平洋が見えてきました。一応天気はこの後晴れてくるらしいですが、まだ曇っています。
6:41 夜須に到着。交換する列車は、何だかおぞましいラッピングの車両ですが、部分転換クロスシート車なので指をくわえて見過ごします。
海沿いの田舎町から急に住宅地に入り、安芸市の中心部に入ってきました。マルナカは香川のスーパーですが、瀬戸内東部から実家のある神戸六甲にもあります。
7:02 安芸に到着。ここで乗客の大半が降りていきました。交換待ちの6分間で改札を出ましたが、物産店以外に特に何があるというわけでもない感じでした。
安芸駅構内には車庫もあり、ここが一大拠点となっているようです。
安芸を出て次の伊尾木駅に着く前に、何と踏切を通過します。 通常は新規開業路線では踏切の設置は原則禁止されているのですが、何か経緯があるようですね。伊尾木駅の前後に数か所の踏切と、別の区間にも1か所設置されていました。
7:26 終点の奈半利まで乗らずに、1駅手前の田野で下車します。終点駅での折り返し時間が8分しかないので、折返し時間の長い1本後の列車に乗ることにします。
この田野駅ですが、両隣の安田駅・奈半利駅とともに、町の代表駅が3駅並んでいて、小さい町同士が張り合ってるようにも見えます。道の駅とローソンがあるので、田野駅の勝利かな?
7:38 次の奈半利行きの列車まで1時間あるため、この間に先ほど乗ってきた列車が隣の奈半利で折り返してやってきたので、これに乗って安芸方面へ逆戻ります。
7:53 先ほどの踏切があった伊尾木で下車します。次の安芸まで行ってしまうと、交換列車に乗れなくなる恐れもあるし、下車駅のカウントもされませんからね。
奈半利行きが来るまで12分あるので、プチ散策してみます。駅前に大きな立体駐車場? なわけないか・・・
駅の北側にあったのは立体駐車場ではなく、津波避難タワーが建っているので、駅から出てみます。上がると海が一望できそうですね。
津波避難タワーですが、なんと扉に鍵が掛かっており、入れませんでした。では肝心の津波が起きた時はどうするかというと、黄色いプラスチックの板を蹴破って入って下さいとのこと。族の貯まり場になったり、或いは飛び降りの名所とならないための苦肉の策なんでしょうか。
8:05 先ほど乗ってきた列車と安芸で交換した奈半利行きに乗ります。うまい具合にクロスシートの席が空いていたのでラッキー。なおこの伊尾木駅付近の踏切がある理由ですが、国鉄時代に建設が進められていて、その時に路盤が出来ていたため、それを再利用という事で、踏切の設置が例外的に認められているようです。
そうこうしているうちに、いよいよ終点の奈半利駅に到着します。田野町との境の川を渡るともう奈半利の駅に入ってきます。
前方に奈半利駅が見えてきました。高架上の1面1線の単線行き止まり駅です。昨日の宿毛駅が予想に反して2面2線の大きな駅?だったので、こちらは地方私鉄あるあるな終端駅の感じがします。
8:21 奈半利に到着。これで土佐くろしお鉄道線完乗を以って、
️🎊㊗ 四国の鉄道全線(再)踏破!🎉 となりました。🙌
駅のキャラクターである、なはりこちゃんがお出迎えです。ごめん・なはり線には各駅ごとに漫画家やなせたかし氏作のキャラクターがいて、こうしてお客の出迎え・見送りをしています。
駅は3階構造になっていて、津波避難タワーも兼ねています。1階あたりが高いので、マンションの6階ぐらいに相当する高さです。
駅の東側に回り込んでみました。単線の高架駅は、将来的には室戸市まで伸ばすぞ~という心意気でしょうか、延伸可能な形状になっています。
駅周辺もプチ散策して、34分後に出る折り返し高知行きの列車に乗ります。これが特徴的な半数転換クロスシート。奈半利方に5列半のシートが設置されています。
9時を過ぎた辺りから急速に晴れてきました。やっぱり晴れると全然いいですね。
絶景は伊尾木-下山間、高架から地平に下りるあたりです。国道が山側を通っているので、海まで遮るものはありません。
西分を過ぎると海から一旦離れますが、この場所を西側にある丘から俯瞰撮影したものがよく紹介されています。
9:47 あかおかで下車。あたおかじゃありませんよw
高架駅の下側の様子。どの駅もだいたいこんな感じです。 
あかおか駅の高架下には、各駅のキャラクター人形が置いてありました。
9:59 あかおかから後免には戻らずに、再び方向転換して奈半利方面へ向かいます。朝一番で乗ったハズレ車両がまた戻ってきました。
10:13 和食(わしょくじゃありません、わじきです)で下車。ここで10:29の高知行きの列車に乗って、ごめん・なはり線の旅を終えました。
11:24 高知に到着。 昨日の1日掛かりの乗り鉄旅に比べると、あっという間に終わった感があります。 
今回は午前中の5時間で一部区間を行ったり来たりしながら、乗り潰し&下車駅稼ぎをしました。
高知駅で約1時間の待ち時間があるので改札を出てみます。
駅前が何やら騒々しいのと肉の焼けるいい匂いがするので寄ってみたら、食のお祭りが行こなわれていて、祭りを盛り上げるよさこいも花を添えていました。
12:45 高知からの帰路は 1日に4本しかない阿波池田まで行く普通列車に乗ります。意外と3両の長い編成でしたが、嫌な予感がしたので、先頭車両に乗りました。
途中の土佐山田で後ろ2両を切り離し、先頭の1両だけが阿波池田まで行きます。
それもそのはず、1両編成でこんな状態ですからね。昔はここを50系客車4両編成が行き来していたわけですから、信じられないような時代の変化です。
途中の大杉駅で交換待ちのため、駅の外へ出てきました。この他に土佐岩原でも駅の外に出て下車駅数カウントを稼いでいます。
15:48 阿波池田に到着、隣にいる16:35発の琴平行き、琴平で高松行きに乗り継いで、高松からは夜行フェリーで帰りました。
こうして四国地方全線の鉄道乗り潰しが(再)完了し、6月の東北地方に続いて2地方制覇となりました。今年春に広島電鉄の高架駅開業に伴う新規路線開設で未乗区間ができたため、中国地方が制覇から脱落となりましたが、来春に別の新規開業区間と合わせて乗り潰すようにするつもりです。
ということで2回にわたってお送りした土佐くろしお鉄道完乗で四国全線制覇!の巻は終わりとします。
今回そこそこ新規の下車駅があり、土佐岩原・大杉・土佐一宮・円行寺口・西佐川・佐川・吾桑・日下・土佐久礼・土佐佐賀・土佐白浜・土佐入野・宿毛・たかおか・和食・安芸・伊尾木・田野・奈半利 の19駅でした。