六甲1号のページ

鉄道趣味の個人資料館と、あちこち出掛た模様をお送りします (旧・出撃にっきを統合)

土佐くろしお鉄道完乗で四国制覇!(前編)

 9月は14~15日に愛媛・香川で四国鉄道博物館・坊ちゃんスタジアム・ネコの島に最後は琴電ヤドン号まで撮るテンコ盛りな2日間を過ごしましたが、次の週も四国へ出掛ける事にしました。

 2週連続で四国に出掛けたのは、高知県内にまだ未乗のまま残っている路線が存在するからです。


 それが土佐くろしお鉄道で、国鉄中村線を引き継いだ中村線のみでしばらく営業していて、既に中村線(図の黄線)は乗っていたのですが、その後中村から先の宿毛までの宿毛線(緑の線)と、県東部のごめん・なはり線(橙の線)が新規に開業したため、新たに未乗が残る県となってしまったものです。

 ちょうど土日に当たっているため、JR線区間はいつもの四国版18きっぷ(四国再発見早得きっぷのこと)で移動し、くろしお線内はフリーきっぷで乗車とします。

 .四国最後の砦ー土佐くろしお鉄道に乗る宿毛線編)

 前日である9/19は金曜日でJR四国18きっぷが使えないので、高知まではバス移動とするのですが、夜行バスだと高知到着が遅くなるので前日入りとして、昼間の移動にします。ルートは8月の阿波踊りの時と同じく、南海フェリーで徳島まで出て、そこから高知までバス移動としました。鉄道移動だと土讃線普通列車への乗り継ぎで時間が遅くなるため。
 
 ということで、1か月ぶりに特急サザンを利用しましたが、今回初めて12000系に当たりました。今後は10000系の廃車が出てくるでしょうから、10000系に乗っておいた方がよいです。 
 
 和歌山から先の区間は、普段は加太線に入っている「めでたい電車」が入っていました。 
 
 南海フェリーですが、前回は盆休み期間で混んでましたが、今回はそこそこ空いていたので、デッキに出て潮風を浴びま・・・風が強いので2・3分で引っ込みました。 
 
 16:25 徳島駅前に到着。ここまでは8月の訪問時と全く同じです。ここから高知行きの高速バスに乗るのですが1時間20分の時間があるので、うどん屋で時間をつぶして戻ってきます。 
 
 17:35 高速バス乗り場に来ると、高知行きのバスはおらず、JR西日本のバスが2台占拠していました。出発時刻も高知行きと同じなので、ここではなさそうです。 
 
 高知行きのバスは既に向いの島の所に停車していました。先ほどの高速バス乗り場でぼ~っと待ってたら乗り逃していましたね。 
 金曜日の夕方という事もあってか、途中から高知へ帰る大学生っぽい乗客が割と乗ってきたので、半分ぐらい座席は埋まっていました。 
 
 20:35 終点のはりまや橋バスターミナルに到着。途中の高知駅前で大半が降りたため、ここで降りたのは私を含め3人だけでした。 
 9/20朝は高知5:39発の窪川行き普通に乗りますが、意外と乗客がいたので撮影できていません。 
 
 6:30 途中の西佐川で4分停車を活かして、駅の外に出ます。ここまで来ると車内は1ボックスに1人ぐらいまでに減っていました。 

 7:59 窪川に到着 ここから先は土佐くろしお鉄道区間になるため、一旦駅を出て切符を買い直します。 

 窪川駅はJRと土佐くろしお鉄道とで別々の駅舎になっており、手前の白いのがJRで、奥の三角屋根の建物が土佐くろしお鉄道窪川駅になります。

 窪川駅では土佐くろしお鉄道全線有効のフリー切符は売っていないのですが、土休日に使える「土佐くろおでかけきっぷ」が売っていたので、片道1,110円のところを500円で乗れます。

 8:20 窪川折返し中村行きの列車が入ってきました。左側になんかおるw 0系新幹線気動車は2018年4月に乗っています。

 土佐くろしお鉄道車両は中村・宿毛線を走っている車両はほとんどが転換クロス席なので、景色が楽しめるようになっています。 

 途中の土佐佐賀駅を出ると左手に太平洋が見えてきます。
 
 土佐佐賀から土佐白浜までの2駅間が絶景が楽しめる区間になります。薄曇りですが、晴れたら最高でしょうね。

 9:24 約1時間で中村に到着。かつてはここが四国の端っこでした。前回来たのは30年近く前で、ほとんど記憶に残ってないのですが、立派な駅だったのは思えています。

 駅の中には冷暖房完備に加え、コンセントで充電まで出来る待合室があり、奥羽本線大館駅と同じく、学生に優しい駅になっていました。

 中村駅でようやく土佐くろしお鉄道全線乗り放題の「土佐くろまるごときっぷ」を購入します。何と2,000円で東西3日間乗り放題で、特急にも乗れる超お得きっぷです。
 
 10:07発の宿毛行きは、結局窪川から乗ってきた白い車両がそのまま入る運用で、同じ車両に乗って宿毛を目指します。 
 
 中村を出ると勾配を登って行って、四万十川を渡ります。 
 
 四万十川を渡って田舎風景が広がるのかなと思っていたら、いきなり建物が続々と現れて、しかも高架区間を走り続けて、次の高架駅である具同に到着。ここで半分ぐらいの乗客が下ります。私服の中学生とかは多分ショッピングセンターに行く感じ。
 
 具同を過ぎれば田畑が広がる田舎の風景が広がるのですが、踏切の新規開設が原則禁じられているため、何もない所でも高架か盛り土で線路を通します。

 1駅手前の東宿毛からまた街中を走ること数分で終点の宿毛が見えてきました。2面2線の高架駅です。

 10:37 中村から30分で終点の宿毛に到着、折返しの中村行きが10:39発車なので、走って階段を上下すれば、同じ列車に乗って戻れると思ったのですが、何と上り列車は反対側に既に止まっていたので、時間ピッタリに出発しますから、諦めて2時間後の列車で戻ることにしました。これで宿毛線は完乗となりました。
 
 宿毛駅は街の西端にあり、1駅手前の東宿毛駅の方が街の中心にある感じです。ただ駅前のバス停を見ると、ここが交通の拠点であるには違いがないですが。

 改札前には10人ほどが休める待合室があり、端には勉強机?も2席置かれていました。コンセントは残念ながらのっぺらぼうになっていたので充電は出来ません。

 宿毛駅で2時間待って12時台の中村行きで戻ってくると、5分の乗り継ぎで高知行きの特急列車の接続があるので、乗る事にしましたが、窪川から先の普通列車の接続が夕方までないので、県東部に着く頃には真っ暗になってしまう事から、今日は県東部には行かずに、この辺で時間を潰すことにします。

 13:34 中村から22分、乗車2駅で土佐佐賀に到着、特急通学?の高校生と私の2人だけが下ります。

 土佐佐賀駅は昭和38年の開業ですが、デザインこそ一直線の国鉄末期っぽいですが、そんなに汚れた感じは無いので、手入れがよいのでしょうか。 
 さて夕方まで時間があるのと、下車駅を増やすため、一旦中村方向に戻るのですが、下り列車が来るまで1時間40分もあるので、どうしようか? 

 よし、歩こう! ということで、土佐白浜駅まで2駅歩くことにしました。徒歩で約4km1時間、途中に佐賀公園という新駅もあるので、疲れたらそこから乗ってもいいかと。

 14:00 駅から20分ほど歩いて、国道に出た辺りで佐賀漁港が一望できる場所があります。丸い山の鹿島が象徴的です。

 更に13分ほど歩くと佐賀公園駅に到着しました。まだまだ時間があるので、このまま予定通り土佐白浜駅まで歩きます。

 14:33 土佐白浜駅を出発した窪川行きの列車を海岸の岩場から撮影します。晴れると完全に影になる時間帯なので、薄曇りなのが幸いしたか? 晴れた日の朝に来たい場所です。
 
 岩場から国道に上がってきてすぐに集落に入る道があるので、国道から外れます。 
 
 14:46 先ほど撮った窪川行きと土佐佐賀で交換した下りの中村行きが入ってきました。この列車に乗って特急停車駅である土佐入野まで行きます。

 15:01 土佐入野に到着 この駅は特急停車駅ですが、交換設備が無い1面1線の小さな駅でした。
 
 駅としては小さいですが、駅舎には飲食店も入っており、さすが特急停車駅という感じでしょうか。南国の小駅なので待合室は無いものの、椅子はありました。スタンプも設置。
 
 15:54 土佐入野からは特急で窪川まで戻ってきました。約40分の乗り継ぎで上りの須崎行きの普通列車があるので、それに乗ります。 
 
 途中の須崎で7分の接続で土佐山田行きの普通列車に乗車、途中の吾桑で交換待ちをするので、下車駅稼ぎ。 
 
 17:49 佐川で下車して1時間後の列車に乗る事にしました。そのまま乗っていても土佐加茂でしか交換待ち停車がないので。 
 
 実は佐川駅には2012年春に車で寄った事があり、ここの窓口で赤い青春18きっぷを購入したことがあるのですが、列車の乗り降りはしていなかったので、下車駅として改めて正式にカウントされました。駅も無人化されて窓口も板で塞がれていますね。

 19:24 佐川を1時間後に乗った普通列車で高知に到着。佐川で1本遅らせずに土佐山田行きにそのまま乗っていれば、最終の奈半利折り返し列車で高知まで戻って来る事も可能でしたが、真っ暗な中景色が見えないのもつまらないので、明日改めてごめん・なはり線に乗る事にします。

 

ということで、朝5時台に出て14時間掛けて戻ってきましたが、そのうち待ち時間が4・5時間近くを占めているので、とても効率が悪い旅ですね。何と言ってもネックになっているのが、土讃線の須崎-窪川間で、普通列車が4時間開きになるのが鬼門です。

 次の記事では、9/21にごめん・なはり線に乗って、いよいよ四国全線制覇となります。