六甲1号のページ

鉄道趣味の個人資料館と、あちこち出掛た模様をお送りします (旧・出撃にっきを統合)

初めて見る 岸和田だんじり祭り

9月の中旬は12~16日まで4連休だったのですが、ちょうど土日祝と重なって混雑が予想されることから、遠出する気がなかったので、12日は家でゴロゴロしてたのですが、じっと家にいては腐ってしまうので、どこか出掛けることにしました。
 そこで浮かんだのが、まだ見た事がない岸和田だんじり祭りを見てみようという事にして大阪へ行き、そのまま愛知には戻らずに四国まで行ってしまうことにしました。

 13:20 ということでやってきました南海本線岸和田駅南海電車の撮影のために、周辺の駅で降りた事はありましたが、この駅はまだ降りた事がなかったので、初下車です。
 
 改札を出るともう凄い人で、写真右側の駅前に出た時点で人の流れた渋滞していました。

 .どこで見ようか考慮 

 
 岸和田の街は地図の下側にある南海岸和田駅から、図の上(西北西)方向に向かって旧市街地が広がっていて、このエリアを各町の地車が走り回ります。このうち、上の黄色の円で囲んだエリアが、最も人気のあるカンカン場があるエリアになっています。
 
 その人気の観覧場所であるカンカン場は有料座席がメインとなっていて、それ以外から見ようとすると、よく見えないらしいので、南側にある大北町交差点まで行くことにしました。

 駅から数分歩いた所の歩道橋のある交差点で警察の車両が交通規制をしていて、この先は海側へは車が入って行けいようです。 
 
 信号が青になって、一斉に人が渡りはじめます。両側の歩道橋ですが、よく見ると階段がベニヤ板で覆われていて、歩道橋には上がれないように封鎖されています。 
 
 5分ほど歩いたE地点で「だんじりが通るので空けて下さ~い」とアナウンスが入り、ドコドン・ドコドンと通って行きました。 
 
 この辺は規制が緩いのか、だんじりが通り終えるとすぐに人が脇から出てきて、追うように歩いて行けました。その先の大北町の交差点ではロープが張られて、見物客はその外から見ることになります。 
  
 大北町交差点(A地点)に到着、先ほど見た町のだんじりが、ここで出発準備待ちをしている間に追いついたので、走り出してカーブを曲がる所が見られました。


 .ここ結構面白いかも  
 初めてだんじりのカーブ走行を見たのですが、もう少し角度を変えて見たいということで場所を変えて見ます。
 
 この大北町の交差点ですが、さっき見たのがA地点で、これから反対側のB地点で見ることにします。 
 この交差点は幾つかの方向からだんじりがやって来る場所となっていて、近鉄大和西大寺かと思うほど、交錯する動きが楽しめます。
 地図の黄色と黄緑は東から、橙色は南から、桃色は西から来て地図の上側にあるカンカン場へ向かいます。黄色の一部は南西方向へ回って、一周して橙色のルートで戻ってきます。
 
 大北町交差点北西側(B地点)で、先ほどと同じく黄緑のルートでカーブを曲がる姿をアウト側から見られます。 
  
 続いて桃色のルートで来ました。インカーブ視点で間近に見る事ができます。その後は黄色や橙色の直進する地車も見て、時間が押してくると、カンカン場での出発待ちで渋滞するため、ここでのカーブ走行は見られなくなりました。

 

 .カンカン場は今一つ 

 16時を回って、大北町交差点から本命と言われているカンカン場(C地点)に移動しましたが、ぎゅうぎゅう詰めで歩くのも困難なほどです。
 
 普通に歩けば2分ほどで歩ける距離ですが、ここまで来るのに15分ほど掛かりました。右側に見えているのが有料席のスタンドで、90度のやり回しが行われるのが、向かって左側の場所になります。 

 カンカン場の交差点ですが、手前の車線は緊急車両が通るために確保された空間で、ここに立ち入る事はできません。その向こう側の人の列の更に向こうを地車が回って行くので、結構遠い感じがします。写真で分かりますか?こんなに小さいと迫力ありませんね。

 同様に浜側から来た地車がやり回しに挑みます。中央分離帯で見れるのは、法被を着た祭りの関係者だけが、間近で見れるようで、普通の服を来た少年たちは追い返されていました。
 まもなく17時になるので、最後の地車が通れば規制解除になります。 
 
 再び大北町交差点のA地点に戻ってきました。17時を回って、各町へ戻って行く地車が、逆方向へカーブして帰っていきます。この地車が通った後、規制解除(自動車は終日規制)となり歩行者天国になりました。
 
 一旦駅の方へ戻って来たら、途中の細い道の所で地車が停まっており、ここの町の地車のようです。道が狭いので余計に人でぎゅうぎゅうですね。 
 この後岸和田駅前で時間をつぶして、日が暮れるのを待ちました。


 .余韻を楽しむ夜のだんじり 

 だんじり祭りは昼間だけでなく(というより早朝からやってます)夜も牽き回しが行われますが、夜は勢いよく走ったりせずに、ゆっくり引いて、昼間激しく走った地車の余韻と祭りの終わりを惜しむかのように町を歩き回ります。
 
 岸和田駅から真っすぐカンカン場へ向かった途中の(H)地点に1台地車が停まっていて、中学生っぽい女の子たちがイエ~ィと記念写真を撮っていました。提灯の灯りの点け方が「北」となっていますね、北町の地車でしょうか。

 更に歩いて、昼間見た大北町交差点の南側(G地点)に行くと、これから夜の行進を待つ地車たちが次々と待機していました。夜の時間はカンカン場でも見られそうです。
 
 そのカンカン場(D地点)で90度のスローやり回しを見ます。夜は危険なこともあって、勢いよく走る事はしませんので、ゆっくり歩きながら交差点の中央でギギギ~ィと回転させます。速度がついてなくても回れる事が意外でした。
 
 カンカン場から岸和田駅までは車の行き違いもしんどい程度の道幅しかありませんから、手の届く近さで地車を見る事ができます。提灯に灯っているのは白熱電球でしょうか? これだけの電球を灯すとなると、エンジン式発電機を積んでいるのかな? 何せ地車1台でトラック2台分くらいの重さがあるということですから。

 道は狭いですが、周りに気を付けながら、地車に付いて歩いてみます。人も多いし、前の地車が詰まっているので、渋滞しながらゆっくり進みます。
 
 90度回転をした地車が、次々と駅の方へ向かってやって来ます。周りは焼き鳥の煙が漂う一角。
 
 そして駅前のアーケード街に入ります。走り牽きではないので、掛け声はありませんが、笛や太鼓の音がアーケード街の中で反射して響き渡ります。
 
 地車が通過していくと、あとはざわざわという町の喧騒に包まれますが、その喧騒すらも静寂に感じる程の存在感でしょうか。
 
 岸和田駅の真ん前で行われる90度のやり回し。昼間のように走ってはいませんが、ギギギ~と音を立てて大きな工芸品が曲がる姿は圧巻です。

 最後の地車が通り終えて、街には静寂が戻るかと思いきや、明日まだ1日あるし、今日は土曜日だしということで、みんなワイワイやってる感じでした。

 20:45 祭り見物を終えた人々がどっと帰るので、南海電車も混雑、しかもやって来たのが空港急行で、すでに車内は外人だらけ。そこへ見物客がどっとドアから一気に流れ込むので、なんだなんだ?という感じで驚いていました。
 

以上で初めて見た岸和田だんじり祭りでしたが、他にもビューポイントがあるので、またの機会があれば見てみたいものです。

 次は今年3回目の四国訪問となります。