ここから8月のお出掛け記事になります。既に夏の高校野球観戦の記事については前に書いておりましたので、それ以外のお出掛けの記事がここから続きます。
8月第2週分の高校野球観戦チケットが取れなかったこともあり、第1週分の試合のみの観戦で甲子園は終わりました。そのため次の週の週休日に予定がなくなってしまったのですが、昔なら青春18きっぷを使って無理矢理でも出掛けたのものの、もう今年からはそのようにして出掛けることはせず、ピンポイントで何処かに行くことにします。
そこで目を付けたのが、お盆の時期に開催される一大イベント「阿波踊り」を見に行くことにしました。同じくお盆の時期に少し早く高知でよさこい祭りも開催されているのですが、日程的に終わっていたので、阿波踊りだけを見に徳島へ行くことにしました。
.久々の南海フェリーで往復
愛知から徳島へのルートですが、JR鉄道線を使うと岡山回りとなり、かなりの大回りとなるので選択からは外れます。ルートとしては
①明石海峡大橋を渡る高速バス利用
②和歌山から南海フェリーを使う
の2ルートとなりますが、既にお盆の帰省シーズン・夏休みの旅行に加えて、阿波踊りと混雑要因が3つも重なりますから、高速バスは早々にどの社も売り切れています。そのため必然的に南海フェリー利用となります。 まぁ名古屋発の夜行バスで早朝の高松で降りるという裏技もありますが、こちらも満席です。

ということで、和歌山市・南海フェリー経由で徳島へ向かいます。難波からの南海線がまるまる無料になる「好きっぷ」を購入、いつの間にか500円も値上げしてました。サザンは指定席に乗るので指定席券520円も加えて、3,020円+バス代250円の3,370円で徳島まで行けるので、4,100円の高速バス(通常運賃)より730円安く行けます。
登場から40年近くが経ち、相棒の7100系と共に置き換えの話がでている10000系に乗っておきます。
お盆の時期ですが、車内はガラガラでした。次の新今宮から数人乗ってきたものの、それでも空いている状況でした。
12:49 和歌山市駅の先端から発着する和歌山港線の普通電車に乗って1駅で和歌山港に到着し、フェリーに乗り換えますが、さすがに乗り換え客が多いので、和歌山港では撮影してる場合じゃありませんでした。
フェリーの中は結構混んでいて、壁側から全て埋まってきて、私の目の前の空いてるスペースにも母子2人連れが座って、更に窓側の私の隣のスペースにもオバサンが詰め込んできたので、結構動きが取れない感じでしたので、あまり風景などは撮ってる場合ではありませんでした。
15:55 徳島港に到着 2018年4月以来の徳島県の土を踏みます。
徳島駅行きの臨時直行バスが待っていましたが、既に立ち客まで出ているので、1本遅らせて通常の路線バスに乗って徳島駅に行きます。 
16:55 徳島駅前に到着。お盆ともなると、もうこんなに影が長くなっていて、夏の終わりを感じます。
.無料で十分楽しめる阿波踊り
さて初めての阿波踊り見物ですが、そもそもどこでどうやって見るのかというのがあります。
徳島観光サイトなどから辿ると、だいたいこういう有料観覧席のチケット案内に行きつくのですが、どんな感じなのかも知れないのに何千円も払って有料席で見たとして、本当に良い席が当たるか不明ですし、唯一設定されている自由席はあまり良さそうな場所でもない感じです。そこで、

「阿波おどり三昧」というサイトを見たところ(↑の地図は引用後に加工)このように赤色の有料観覧席と緑色の無料観覧エリアが分かりやすく書かれていました。今回はメインとして青い〇で囲った両国本町演舞場で見ますが、その前にG→I→Jの場所にも寄ってみました。
徳島駅前のバス降車場を下りてすぐ南側の大きな歩道橋を上がった所に、踊りをするための専用舞台があって、にわか連(当日即席で参加できるグループ) の演舞場となっているようです。 
歩道橋を下りて更に南側へ歩きます。徳島の街にこんなに人が歩いているのは初めて見ます。何回来てもほとんど人が歩いてないシャッター通りの景色が展開してましたから、この街が生きていた事を確認できました。
川べりにあるIの広場ではまだ始まる前だったので次の場所に移動します。アーケード街の中を移動する踊り子さんたちがいたので、その後について行ってみます。
踊り子さんたちに付いて行って来た場所がJの広場で、何やら南方の民謡が聞こえてきたなと見たら、琉球舞踊をやっていました。最後は島唄で締めて拍手を浴びていましたが、直接阿波踊りに関係ない演舞もOKなんですね。
そしてメインの場所に行きます。
両国本町演舞場という所で、数ある演舞場の中では150mと最も長い距離があり、しかも無料なのに、しっかりと座席が設置されています。18時の入場開始を待つ長い列が出来ているので、ここに並びます。すぐ横にローソンがあるのですが、演舞場にも「Byローソン」と書かれていましたから、これらの設備の運営や資金も出しているのでしょう。
敢えて座席には座らずに立ち見エリアの最前列で見ることにしました。この方が座席に座ってしまうよりも、より近くで踊り子さんを見ることが出来るからです。さぁいよいよ始まりです。
踊りが始まって3番目ぐらいにそのローソンの連がやってきました。創立50周年ということで「社長さんも踊ってま~す」とアナウンスで紹介されていましたが、この格好だとどれが社長さんか分かりません。
提灯持ちの方の浴衣よりも、こちらの姿の方が馴染みがある色ですね。店員さんとその家族も繰り出して大所帯で出ていました。
菊水連という有名な連ですが、早い時間帯にこういった有名連もやってくるのですね。その辺の予備知識が一切なくて来てるので新鮮に感じます。 
続いて来たのが早稲田大学連で、地元の徳島大以外にも関西や東京の大学が連で参加していました。徳島出身の学生や卒業生だけでもたくさんいるでようから。
えんじ色でWASEDAと書いてた浴衣で大学をアピール、現役の学生よりもその後ろに続くOBOGの方がはるかに数が多かったです。
こちらも有名連のうずき連 美人揃いと評判だそうです。
続いて超有名連の阿呆連が登場するとおぉーっと歓声が起こりました、確かに変わったフォーメーションでいきなり始まる巧みな構成は、素人の私でも分かります。
続いてこちらは有名連の芸茶楽と徳島大学消化器外科のコラボ連 大学や企業で踊れる人が少ないのかこういうしっかり踊れるチームと組んで、あまり踊れない人たちは後ろに付いて歩くという感じに見えます。 このほかにも幾つかの病院が出ていました。
こちらは提灯が出発する前に男衆が勢いよく飛び出して激しく踊る有名連の殿様連。 その後も男衆がずらりと続くので男性のみの連なのかと思いきや、後ろからきれいな女踊りの衆が続いていました。
これまでは出発地点での模様を見てきたのですが、少し移動することにします。有料席で座ってしまうとこういうことが出来ないのですが、無料エリアだから出来る術です。
100mほど南へ移動します
中央地点と終着地点のちょうど中間の場所に移動してきました。やってきたのは菊水連 何通りかの着物のバリエーションが楽しめる連です。
続いてやってきたのは海上自衛隊徳島航空基地のかもめ連 鮮やかな水色の浴衣の行列です。先頭で踊るのは隊員のお子さんでしょうか。
こちらは鮮やかな黄八丈の集団、その名も"レレレの連“ 踊りの途中で片足で止まって「レレレのレ~」と決めて会場からの笑いを誘っていましたが、平成以降生まれの子どもにはこの決まり文句は分からないようで、時代の隔世を感じます。天才バカボンを知らない平成生まれの若い女の子がこのレレレのおじさんの格好をしてるシュールさが面白いですね。
こちらが終着地点になるますが、ただ単にパレードのように流れて終わるだけの連もあれば、この終着点で留まってパフォーマンスをする連も結構あり、激しい踊りには盛大な拍手を浴びれ居ました。
続いて中央地点に移動します。この中央地点は留まって演舞をする場所なので、人気があります。有料席だと値段が高いのも分かりますが、ここは無料なので存分に楽しめます。
最後は鳴門教育大学(鳴教大)の鳴響連 この連が本日の最後になっていて、連の後ろを付いて一緒に踊る事ができます。
とういことで、同じ阿保なら踊らにゃ損々~ じゃないですが、連に付いていく事にしました。
ぎっしり座っていた観覧客も一斉に道路に繰り出して、踊りの列に繰り出します。
本日が最終日とあって、名残惜し感もあるのか、みんなもっと見たいような感じでした。
22時を回っていたので、踊りの連が通過したブロックは直ぐに灯りが消されて、交通規制を解除すべく、警察官も入ってきました。意外とこの辺の時間感覚はシビアなんですね。
ということでパトカーの間もなく解除しま~すのマイクに急かされながら慌てて駅に戻ってきました。
初めての本場の徳島阿波踊りを見たのですが、予備知識ゼロで、しかも無料でこれだけ楽しめるとは思ってもいなかったので、意外な体験でした。いつあるか分かりませんが、またの機会があれば訪れたいと思います。
次の記事では阿波踊りの期間じゃなければ見られないアレを撮りに行く話です。