一連の北東北紀行の続きの記事になります。
6/14~6/17までの4連休で現地初日である6/14についてはチャグチャグ馬コのお祭り見物などで、岩手県でほぼ過ごしました。
きっぷもいわてホリデーパスとして岩手県内のJR在来線+花輪線乗り放題だったのですが、お祭り見物に時間を費やして、あまり乗ってなかったものの、翌日の予定を考慮してエリア北端の大館駅まで乗り、大館→弘前までは普通乗車券で乗りました。前の記事で「弘前で降りたのは翌日のきっぷの関係があるからです」と書いていたタネ明かしをします。
1.今日もホリデーパスを利用

昨日の岩手県内のホリデーパスに続いて、今日は青森県用のホリデーパスを使います。
青森県内のJR在来線と青い森鉄道が乗れる結構お得なパスになっていて、奥羽線の南端が弘前のため、昨夜はここで滞泊したわけです。

岩手県は昨日の夕方前から雨でしたが、青森県は今日は天気はよさそうです。
ということで、今日目指すのは本州最北端の未乗車路線である、青函トンネル記念館鋼索線の乗り潰しを行います。ロープウェイと違ってケーブルカーは鉄道路線免許による登録路線として、運賃や時刻表を国交省に申請・認可を受けている線区になるため、当然ここも乗り潰しの対象路線となります。問題なのは、接続する鉄道がなく、バスなどで行かなくてはならない独立した立地にあるため、訪問のハードルが高かったものです。
実は過去に2度ほどクルマで竜飛岬まで行っているのですが、1回目は記念館ができる以前で、もう1回は他に列車の撮影時間を優先したため青函トンネル記念館には寄る時間がなく、改めて今回訪問するというわけです。

6:40 ということで弘前駅にやってきました。
建て替え後の駅舎は暗くなってからしか見ていないので、こうやって眩しい姿を見るのは初めてです。

7:06 弘前始発の快速青森行きに乗ります。
車番を見たら昨晩大館から乗った青森行き快速と同じ編成だったので、昨日の晩のうちに青森から折り返してきてたようです。

津軽平野の撮影名所を走ります。
寝台特急あけぼのや583系の臨時列車が走る頃には何度も遠征に来ていましたが、あれから10年近く経とうとしていますが、まだ景色は覚えているものですね。

7:22 青森に到着
隣のホームには青い森鉄道の列車が止まっていますが、こちらは夕方に乗ります。

津軽線の電車まで時間があるので、駅の外へ出てきました。
ありゃ~、全然変わっていますね。ビルごと建て替えたようで、弘前以上にピッカピカです。
駅の北側にあったそば屋は移動しており、建物の南側に小さなスペースで営業していましたが、朝から混んでいたので、そばは今回はパス。

昔は改札口が1階にあったのですが、完全に橋上駅舎&ビル化して、東西を自由に行き来できるように変わっています。
以前の青森駅の面影は全く見当たりませんでした。

8:14 蟹田行きの普通列車に乗ります。
日曜の朝の下りとあって、ほとんど乗客はなし。隣の油川で部活へ向かう女子高生3人が降りてからは2両編成に数える程しか乗っていません。のんびりフリーパスが発売されると少しは変わるかな?

油川を出ると、田園が広がり、しばらくの間は北海道新幹線の高架橋と並走します。
夜中まで雨が降っていたので、太陽が出てきて一気に湿気が上がっているようです。

車窓右手に陸奥湾が見えてくると終着の蟹田はすぐ。
今写っているここの道路辺りから、札幌へ向かう寝台特急北斗星を狙うために、撮れたものです。

8:50 蟹田に到着。青森から36分の短い旅です。
キハ40が走ってた頃はもう少しゆっくりこれたのですがね。

蟹田駅前に出てきました。こちらは特に変わった様子はありません。
ここで竜飛崎に行くある交通機関の到着を待ちます。
2.たった300円で竜飛崎まで行ける!
さて津軽線は蟹田から三厩までの間が水害により不通で、ほぼ2027年4月に廃線が決定していますが、現在は鉄道営業路線のため、代行バスによる輸送も行われていて、この区間の有効なきっぷがあれば、代行バスに乗れます。さらに、三厩から北へも昼間を中心に直通しているので、そのまま乗って行けます。

この直通している昼間の便が「わんタク」という乗り合いタクシーで、JR東日本のチラシには2025年3月31日までと書いてありますが、その後も同じ値段で乗れます。なおこのわんタクは、前日までに予約が必要なので、当日ふらっと行っても誰も予約が無いと車自体がやって来ない事もありますし、逆に予約で一杯だと乗車はできませんので予約が必須です。
料金は通常500円ですが、蟹田-三厩間のきっぷを持っているか、マイナカードの提示があれば300円になります。

8:57 そのわんタクがやってきました。ハイエースロングです。
「鉄道代行」の文字もしっかり掲げられていますね。

9:00 予約した名前を確認して、定刻に発車します。
トンネル記念館まで行く私と、もう1人は竜飛崎まで行くオジサンの2名乗車。

9:05 町の外れにスーパーやドラッグストアが並ぶ一角があり、そこへ立ち寄ります。
大型バスではこうした駐車場に入れませんが、ハイエースなので、スーパーに横付けできます。

9:11 しばらく走ると、右手に新中小国信号場が見えてきました。
津軽線としては運休していますが、この区間は北海道との貨物列車の往来があるので、毎日貨物列車だけは走っています。

さらにその先には北海道新幹線の高架橋が見えてきました。

9:14 新幹線の高架をくぐったところ。大平駅の辺り。
手前に何となく津軽線が横たわっていて、その奥に新幹線の線路と合流すべく上がってゆく海峡線の高架が見えます。

代行バスも海峡線の線路にそって北へ進路を取ります。
程なく津軽線の踏切を渡ります。線路は当然錆びています。
逆に言うと、被害を受けたのはこの大平から次の津軽二股(奥津軽いまべつ)までの1駅間なので、津軽線の新型気動車にATCを搭載して、貨物列車と同じく、海峡線の線路を津軽今別まで走り、津軽今別駅の構内で分岐すればよいとも考えられるのですがね。でもここの区間はJR北海道の線路なので、ややこしい事をするなら、やっぱり廃止したいということでしょう。

9:34 峠道を15分ほど走って、下ってきたら奥津軽いまべつ駅に到着します。
ここで若干の停車時間があるので車から降ります。停車している場所は新幹線の駅ですが、津軽線の代行輸送なので、津軽二股駅での下車扱いになります。ここで新幹線に乗り換えたら奥津軽いまべつ駅のカウントになるのですがね。

9:37 3分ほどの停車時間を終えて奥津軽いまべつを出発。
ぐるっとロータリーを回ってようやく全貌が見えました。(と言っても過去にクルマで1度この駅には寄ってますが)

9:48 今別町の市街地に入ってきました。
沿線に住宅がほとんど見えない三江線と違って、こちらは割と家が建っているので、これで廃止にするのかという感じですね。

9:57 津軽浜名を過ぎると再び右手に海が見えてきました。
ここから先はほぼ海沿いに走ります。

10:02 途中で急に内陸側に入り出したので、何かと思ったら、青函トンネル入口広場に寄るためにわざわざ内陸へルートを取っているようです。
乗降客もなく、そのまま出発。

10:08 三厩駅に到着
時間帯によっては多方面とのバスの乗り継ぎで複数台止まることがありますが、この時間はないようです。

10:25 三厩から15分ほど海沿いを走って、竜飛の集落に入ったところで、海岸線から分岐します。
太宰治の文学碑はこのまま真っすぐ進んだところにあります。

海沿いの国道339号線から一気に急坂を登っていきます。
登ったところには、もう1本の国道339号線(津軽半島の西側から来た分)があります。

10:28 青函トンネル記念館前に到着しました。
蟹田から1時間半の道のりでした。
いよいよ青函トンネル記念館に入りますが、その様子は次の記事で書きます。