六甲1号のページ

鉄道趣味の個人資料館と、あちこち出掛た模様をお送りします (旧・出撃にっきを統合)

JR東海がJR東日本のお茶を販売

前記事の続きとなります。

浜名湖で撮影をして、3本目のディズニー新幹線を録るべく、豊橋から新快速で大垣まで来て、米原行きの普通に乗り換えるのですが、乗り換え時間が20分以上あるため、改札口の外へ出て、お菓子と緑茶を買う事にしたのですが、な・な・なんと!

JR東日本のコンビニ「NEWDAYS」ブランドの緑茶が売ってるではありませんか。ここ岐阜県ですよ!

 

 幾つかJR東海管内のベルマートKIOSK(コンビニ型)やPLASTA(旧ギフトKIOSK)を見てみたのですが、置いている店と置いていない店があって、どういう基準で置いているのかは分かりません。取りあえず試しに置いてみて、売れ行き次第で継続するか否かの試験的な販売なのかも知れませんね。

 

 

ディズニー焼けしてしまう 浜名湖で

8月のお出掛けは前半に高校野球とお盆の時に徳島阿波踊りに行っただけで、それ以降は全く出掛けることなく、青春18きっぷも7月に1枚だけ使っただけに今期も終わりました。ここからは9月の記事になります。

 余程でない限り遠征しなくなってきたのですが、思い出したように、そう言えばディズニー新幹線まだ撮ってないなということで、9月上旬に撮りにいくことにしました。

 

 ディズニー新幹線の運行は9月15日までで、新大阪ー東京間を2往復しますが、B日程の日は午後は走らないので、A日程の日が狙い目です。時刻としては午前中の2本と午後の上り列車が日中で、午後の下りは夜間になるので撮れません。 
 撮影場所は広い景色が広がる静岡~滋賀県内として、移動の事もあるので、結局そんなに長距離の移動はしませんでした。 
 1本目は愛知県内で、2本目は静岡県内で、3本目は滋賀県内でとして、移動は青空フリーきっぷ+区間外は普通乗車券として、撮影場所を選定します。

 .朝の上りを狙う

 朝の上り列車ですが、愛知県内は8時前後の通過になるのと、9月となれば日も南側に寄るので、場所選びが重要になります。今回選んだのは、1月にさよならJR東海のドクターイエローとして923型試験車両を撮りに来た矢作川で撮ることにしましたが、朝なので東岸からとなります。 
 
 ドクターイエローの順光撮影場所で有名な矢作川の西岸は、名鉄桜井駅から徒歩30分の場所なのですが、東岸となると桜井駅から川を渡る橋がなく、かなり大回りとなるため、岡崎駅からバスか何かを使わないといけない程の距離なのですが、6月に311系の撮影で使ったレンタサイクルがあるので、時間を計算すると25分と表示されたので、今回も自転車漕いで行くことにしました。 

 JR岡崎駅東側のレンタサイクルポート。5台ぐらいしか置いてないので全部出払ってる事もあるのですが、今日は日曜日のせいか、十分にありました。早速矢作川の堤防へ向かってGo! 
 
 ほぼ平野なので、そこそこ飛ばして来ましたが、地図の表記どおり25分掛かりました。飛ばしてなかったら30分以上掛かってたと思います。私が着いた時に既に先客が1人いましたが、その後列車の時間が近づくと地元の高校生っぽい子や老夫婦など合わせて5人ぐらいが来て、その時を待ちます。 

 7:55 やってきました、ひかり636号。3分前にのぞみ70号が通過するので、ある程度の感触を得てからの撮影ができます。 
 撮影後は蜘蛛の子を散らすように皆んな撤収しておりましたが、私の場合はここでは動画カメラ3台なので、撤収に時間がかかります。いつも通り最後になって撤収、岡崎駅まで急いで戻ります。

 .2発目は浜名湖で狙う

 無事矢作川東岸での1本目の撮影も終えて、次は下り列車を狙うのですが、愛知県内はお昼ごろだと前面がほぼ逆光になるため、静岡県内か岐阜県以西で撮る必要があります。 
 
 そこで2発目は静岡県内で撮るのですが、3発目の事を考えると、あまり遠くまでは行けないため、浜名湖で撮る事にしました。撮影後の移動時間を考えると米原から西へ行くのはリスクが高いので、3か所目は近江長岡で撮ることもここで決定しました。 
 浜名湖での撮影ポイントは、湖を渡る道路の歩道からなのですが、釣り客のマナーが悪いため、釣りをさせないように歩道脇に金網が張られてしまい、鉄道の撮影者までとばっちりを食う格好になりました。今日は日曜日なので、撮影者が多いと回り込まないといけないかも知れません。悲惨な現状は2019年に485系「華」を撮りに来た時の記事をご参照下さいw 
 新居町駅から歩く事約20分、浜名湖鉄橋の撮影ポイントに到着し、ここで下り列車が来るのを待ちます。 
 
 ほぼ12時、こだま715号でやってきました。ここでも先客が1人いて、あとから3人ぐらい来ましたが、この場所は正面がちになるものの、手前の東海道線と新幹線の線路の間に回り込んでの撮影もできるので、数人がそちらに回り込んでいましたが、私はこちらの側面が見えるアングルの方が好き、というか特徴ある側面を強調しないとここで撮る意味がありませんからね。ここは手狭でキャパも小さくなり、撮影環境に制限もあるので、カメラは2台だけにして、撮影後は大急ぎで新居町駅に戻りました。 
 そこそこの時間待っていたので、すっかり両腕も顔も焼けてしまいました。これはもうディズニー焼けですね。ランドじゃなくて浜名湖だけどw

 .最後は伊吹山バックの場所で

 9月上旬とまだ暑い中、全速力で駅まで戻ってきて、下り列車を3本乗り継いで近江長岡を目指します。夕方前の時間帯なので、滋賀県内の米原以西はど逆光、米原以東なら線路が東に向くので、側面には日が当たるはずと踏んで近江長岡に行きます。
 
 今年の冬場にドクターイエローEF65貨物の撮影で3回も来ている場所なので、詳しくは書きませんが、急いで歩いて撮影地を目指します。
 
 15:37 上りの2本目となるこだま736号がやってきました。夏場に草が伸びて足回りは写りませんでしたw おまけに薄雲も出てきてしまい、光線的には今一つ二つでしたが、前面の影が出なかっただけマシかと妥協します。 
 
 16:00すぎ 近江長岡駅に戻ってきました。ここの駅の待合室の半分を仕切って、カフェが第2・4日曜日のみ営業しているのですが、もう終わりの時間のようでしたので、さっさとホームに上がって帰路に就きました。
 見るのも録るのも初めてのディズニー新幹線でしたが、まぁ劇的に塗装が変わるという程の物でもないので、この1回のみで撮影は終えました。まぁあと一週間しか走らなかったのでこれが最初で最後ですね。

 

 次週は大阪南部のあのお祭りを初めて見に行きます。その前にお茶で一息。

阿波踊りついでに徳島気動車撮影

前記事の続きになります。

 8/15は初めての阿波踊り見物となりましたが、明けて今日も1日休みなので、徳島地区で終焉迫るキハ40系の撮影をすることにします。

 

 .大幅に減った国鉄気動車の運用

 徳島気動車区に所属するキハ40系は2両固定のキハ47x2連と、単体のキハ40から運用が組まれていて、高徳線鳴門線牟岐線徳島線の4路線で朝晩を中心に走っていたのですが、徳島線での運用がなくなり、高徳線の高松ー引田間も1往復だけとなり、ほぼ徳島近辺での運用が主体となってしまいました。
 編成も最大でキハ47x2+キハ40 の3両編成となったのですが、この阿波踊りの時期だけ、キハ47の2連を2本つないだ長い4両編成で走る列車があるということで、朝から出撃することにします。 
 4両編成になる列車は 鳴門6:32-951D-7:14徳島7:17-527D-8:23桑野8:31-532D-9:29徳島 となる列車で、鳴門→徳島間でも撮れなくはないですが、追っかけられないので、牟岐線内で撮る事にします。それともう1本朝の上り列車1本もあるので、都合3本撮ることが出来そうです。
 
 5:53 ということで、昨夜からの滞泊場所近くの文化の森駅からスタートします。徳島を朝5時半に出た一番列車ですが、祭りの後の朝帰りの人?で、この時間帯にしては珍しく車内は結構乗っていました。
 
 6:28 阿南駅で下車します。昔は地平駅だったのですが、いつの間にか橋上駅に変わっていました。ここから歩いて川の北側の撮影ポイントへ向かいます。
 
 7:02 阿南発の徳島行き524Dを撮ります。架道橋は手すりがないので、側面もスッキリ撮れます。鉄橋の向きが真北からは少し西に向いているので、正面完全順光になるのは難しいかも知れません。撮影後はすぐ駅に戻ります。 
 7:35 阿南から牟岐方面へ向かう列車に乗ります。通学の時間帯になるので、夏休みでなければ結構駅も賑わっていたかも知れませんね。 
 
 7:51 2駅先の阿波橘で下車し、この後やってくる桑野行きを撮影します。
 
 阿波橘駅は模型にありそうな駅舎で、いい雰囲気。虫が気にならなければ泊まれそうw

 8:18に桑野行きが通過し、折り返しの徳島行きが8:36に通過するので、2ショット撮れます。 キハ47の2連x2編成と思いきや、やってきたのは両端がキハ47で、真ん中にキハ40を2両挟んだ4両編成でした。つまり日頃は2両固定の編成を解いて、間に2両挟むという、手の込んだ事をしていました。

 撮影場所の位置関係ですが、地図の上にある〇が阿南駅から徒歩10分ほどの所にある鉄橋、地図の下にある〇が阿波橘駅から徒歩数分の所にある田んぼで、十分列車+徒歩移動で間に合います。
 撮影後は帰りの列車まで時間があるので、並行する道路を走る路線バスに乗って1駅分乗車。阿波橘駅付近にはコンビニが無いのですが、隣の見能林駅の近くにはローソンがあるので、そこでアイスを買ってようやく潤いを取り戻します。
 
 ひまわりの花に隠れるような小さな見能林の駅 一応小さな覆いはありそうです。
 
 9:48 徳島線に直通する穴吹行きの列車がやってきました。 1両単行なので割と混んでいました。
 
 10:57 徳島を通り過ぎて、徳島線の蔵本で下車。
 
 蔵本は特急列車も停車する、そこそこ大きな駅ですが、すでに無人駅化されています。
 その後は徳島へ戻り、高徳線で高松まで行きました。


.結局徳島に戻って南海フェリーで帰る 

 一旦高松に出たのですが、高松でコンサートがあったのか、神戸行きのジャンボフェリーが結構混雑していて残席がほぼ無いので、多分空いてると期待される南海フェリーで帰る事にして、徳島に戻りました。
 
 22:00 徳島港近くのイオンモールで夕食として、21:20発の本日最終の便は見送り、夜中の2時台の便に乗る事にしました。
 
 22:10 ターミナル2階の待合室に上がってきました。誰かいるのかなと思ったら、1人だけ若者がもう椅子で寝ていました。その後零時を回った頃に小さな子供連れの5人家族がやってきて、残りの椅子にみんな寝かせて、椅子は全て埋まりました。
 
 2:40 夜行便に乗船します。明日は平日なので、みんな早く帰ったのか、思ったほど混んではいないどころか、まぁまぁ空いていたので、子供たちも遠慮なく爆睡してました。
 
 5:00 和歌山港に到着、乗客のうち、マイカー組は先ほどの子連れ一家など以外と少数で、30人ほどが南海電車に乗り換えるべく、和歌山港駅に上がってきました。ここで一番電車が来るまで40分ほど待ちます。
 
 5:50 和歌山市駅に到着すると、旧色編成のサザンが待っていたので、特急券を買ってサザンで爆睡して難波まで戻りました。

 今回は新規下車駅として、蔵本、文化の森、見能林、阿波橘の4駅と、撮影地が2か所の追加となりました。

 

 8月のお出掛けはこれで終わりとなり、次は9月分のお出掛けとなります。

 

初めて見る本場徳島の阿波踊り

ここから8月のお出掛け記事になります。既に夏の高校野球観戦の記事については前に書いておりましたので、それ以外のお出掛けの記事がここから続きます。

 8月第2週分の高校野球観戦チケットが取れなかったこともあり、第1週分の試合のみの観戦で甲子園は終わりました。そのため次の週の週休日に予定がなくなってしまったのですが、昔なら青春18きっぷを使って無理矢理でも出掛けたのものの、もう今年からはそのようにして出掛けることはせず、ピンポイントで何処かに行くことにします。
 そこで目を付けたのが、お盆の時期に開催される一大イベント「阿波踊り」を見に行くことにしました。同じくお盆の時期に少し早く高知でよさこい祭りも開催されているのですが、日程的に終わっていたので、阿波踊りだけを見に徳島へ行くことにしました。

 .久々の南海フェリーで往復

 愛知から徳島へのルートですが、JR鉄道線を使うと岡山回りとなり、かなりの大回りとなるので選択からは外れます。ルートとしては
  ①明石海峡大橋を渡る高速バス利用
  ②和歌山から南海フェリーを使う 
の2ルートとなりますが、既にお盆の帰省シーズン・夏休みの旅行に加えて、阿波踊りと混雑要因が3つも重なりますから、高速バスは早々にどの社も売り切れています。そのため必然的に南海フェリー利用となります。 まぁ名古屋発の夜行バスで早朝の高松で降りるという裏技もありますが、こちらも満席です。

 ということで、和歌山市南海フェリー経由で徳島へ向かいます。難波からの南海線がまるまる無料になる「好きっぷ」を購入、いつの間にか500円も値上げしてました。サザンは指定席に乗るので指定席券520円も加えて、3,020円+バス代250円の3,370円で徳島まで行けるので、4,100円の高速バス(通常運賃)より730円安く行けます。
 
 登場から40年近くが経ち、相棒の7100系と共に置き換えの話がでている10000系に乗っておきます。

 
 お盆の時期ですが、車内はガラガラでした。次の新今宮から数人乗ってきたものの、それでも空いている状況でした。 
 
 12:49 和歌山市駅の先端から発着する和歌山港線の普通電車に乗って1駅で和歌山港に到着し、フェリーに乗り換えますが、さすがに乗り換え客が多いので、和歌山港では撮影してる場合じゃありませんでした。 
 
 フェリーの中は結構混んでいて、壁側から全て埋まってきて、私の目の前の空いてるスペースにも母子2人連れが座って、更に窓側の私の隣のスペースにもオバサンが詰め込んできたので、結構動きが取れない感じでしたので、あまり風景などは撮ってる場合ではありませんでした。 
 
 15:55 徳島港に到着 2018年4月以来の徳島県の土を踏みます。 
 徳島駅行きの臨時直行バスが待っていましたが、既に立ち客まで出ているので、1本遅らせて通常の路線バスに乗って徳島駅に行きます。 

 16:55 徳島駅前に到着。お盆ともなると、もうこんなに影が長くなっていて、夏の終わりを感じます。 


 .無料で十分楽しめる阿波踊り

 さて初めての阿波踊り見物ですが、そもそもどこでどうやって見るのかというのがあります。
 
 徳島観光サイトなどから辿ると、だいたいこういう有料観覧席のチケット案内に行きつくのですが、どんな感じなのかも知れないのに何千円も払って有料席で見たとして、本当に良い席が当たるか不明ですし、唯一設定されている自由席はあまり良さそうな場所でもない感じです。そこで、  

 「阿波おどり三昧」というサイトを見たところ(↑の地図は引用後に加工)このように赤色の有料観覧席と緑色の無料観覧エリアが分かりやすく書かれていました。今回はメインとして青い〇で囲った両国本町演舞場で見ますが、その前にG→I→Jの場所にも寄ってみました。
 
 徳島駅前のバス降車場を下りてすぐ南側の大きな歩道橋を上がった所に、踊りをするための専用舞台があって、にわか連(当日即席で参加できるグループ) の演舞場となっているようです。 

 歩道橋を下りて更に南側へ歩きます。徳島の街にこんなに人が歩いているのは初めて見ます。何回来てもほとんど人が歩いてないシャッター通りの景色が展開してましたから、この街が生きていた事を確認できました。 
 
 川べりにあるIの広場ではまだ始まる前だったので次の場所に移動します。アーケード街の中を移動する踊り子さんたちがいたので、その後について行ってみます。 
 
 踊り子さんたちに付いて行って来た場所がJの広場で、何やら南方の民謡が聞こえてきたなと見たら、琉球舞踊をやっていました。最後は島唄で締めて拍手を浴びていましたが、直接阿波踊りに関係ない演舞もOKなんですね。
 そしてメインの場所に行きます。 
 
 両国本町演舞場という所で、数ある演舞場の中では150mと最も長い距離があり、しかも無料なのに、しっかりと座席が設置されています。18時の入場開始を待つ長い列が出来ているので、ここに並びます。すぐ横にローソンがあるのですが、演舞場にも「Byローソン」と書かれていましたから、これらの設備の運営や資金も出しているのでしょう。
 
 敢えて座席には座らずに立ち見エリアの最前列で見ることにしました。この方が座席に座ってしまうよりも、より近くで踊り子さんを見ることが出来るからです。さぁいよいよ始まりです。
 
 踊りが始まって3番目ぐらいにそのローソンの連がやってきました。創立50周年ということで「社長さんも踊ってま~す」とアナウンスで紹介されていましたが、この格好だとどれが社長さんか分かりません。
 
 提灯持ちの方の浴衣よりも、こちらの姿の方が馴染みがある色ですね。店員さんとその家族も繰り出して大所帯で出ていました。
 
 菊水連という有名な連ですが、早い時間帯にこういった有名連もやってくるのですね。その辺の予備知識が一切なくて来てるので新鮮に感じます。 

 続いて来たのが早稲田大学連で、地元の徳島大以外にも関西や東京の大学が連で参加していました。徳島出身の学生や卒業生だけでもたくさんいるでようから。
 
 えんじ色でWASEDAと書いてた浴衣で大学をアピール、現役の学生よりもその後ろに続くOBOGの方がはるかに数が多かったです。
 
 こちらも有名連のうずき連 美人揃いと評判だそうです。
 
 続いて超有名連の阿呆連が登場するとおぉーっと歓声が起こりました、確かに変わったフォーメーションでいきなり始まる巧みな構成は、素人の私でも分かります。

 続いてこちらは有名連の芸茶楽と徳島大学消化器外科のコラボ連 大学や企業で踊れる人が少ないのかこういうしっかり踊れるチームと組んで、あまり踊れない人たちは後ろに付いて歩くという感じに見えます。 このほかにも幾つかの病院が出ていました。

 こちらは提灯が出発する前に男衆が勢いよく飛び出して激しく踊る有名連の殿様連。 その後も男衆がずらりと続くので男性のみの連なのかと思いきや、後ろからきれいな女踊りの衆が続いていました。
 これまでは出発地点での模様を見てきたのですが、少し移動することにします。有料席で座ってしまうとこういうことが出来ないのですが、無料エリアだから出来る術です。

 100mほど南へ移動します
 
 中央地点と終着地点のちょうど中間の場所に移動してきました。やってきたのは菊水連 何通りかの着物のバリエーションが楽しめる連です。

 続いてやってきたのは海上自衛隊徳島航空基地のかもめ連 鮮やかな水色の浴衣の行列です。先頭で踊るのは隊員のお子さんでしょうか。
 
 こちらは鮮やかな黄八丈の集団、その名も"レレレの連“ 踊りの途中で片足で止まって「レレレのレ~」と決めて会場からの笑いを誘っていましたが、平成以降生まれの子どもにはこの決まり文句は分からないようで、時代の隔世を感じます。天才バカボンを知らない平成生まれの若い女の子がこのレレレのおじさんの格好をしてるシュールさが面白いですね。

 こちらが終着地点になるますが、ただ単にパレードのように流れて終わるだけの連もあれば、この終着点で留まってパフォーマンスをする連も結構あり、激しい踊りには盛大な拍手を浴びれ居ました。 
 
 続いて中央地点に移動します。この中央地点は留まって演舞をする場所なので、人気があります。有料席だと値段が高いのも分かりますが、ここは無料なので存分に楽しめます。
 
 最後は鳴門教育大学(鳴教大)の鳴響連 この連が本日の最後になっていて、連の後ろを付いて一緒に踊る事ができます。

 とういことで、同じ阿保なら踊らにゃ損々~ じゃないですが、連に付いていく事にしました。

 ぎっしり座っていた観覧客も一斉に道路に繰り出して、踊りの列に繰り出します。
 本日が最終日とあって、名残惜し感もあるのか、みんなもっと見たいような感じでした。

 22時を回っていたので、踊りの連が通過したブロックは直ぐに灯りが消されて、交通規制を解除すべく、警察官も入ってきました。意外とこの辺の時間感覚はシビアなんですね。

 ということでパトカーの間もなく解除しま~すのマイクに急かされながら慌てて駅に戻ってきました。

 初めての本場の徳島阿波踊りを見たのですが、予備知識ゼロで、しかも無料でこれだけ楽しめるとは思ってもいなかったので、意外な体験でした。いつあるか分かりませんが、またの機会があれば訪れたいと思います。

 次の記事では阿波踊りの期間じゃなければ見られないアレを撮りに行く話です。

 

湘南2私鉄に久々訪問

前記事からの続きになります。

 7月8日にハマスタでナイターを見るために早朝に夜行バスで東京に着いて、夕方までの時間に京急の未乗区間横浜シーサイドラインの3路線の乗り潰しをしたところまでを書きましたが、ハマスタでナイターを見終わった後、翌日は朝早くから出掛けるためにさっさと球場をあとにしたというお話でした。

 観光公害江ノ電沿線にあるあの場所へ 

 今日は朝早くから行っておきたい場所があったので、そこに行くことにします。何せ夏場の早朝じゃないとダメですからね。 
 
 5:20 ということで、やってきたのが江ノ電藤沢駅です。ここから江ノ電の初電に乗るためです。 
 
 平日の朝5時過ぎということで、まだ駅の中も眠ったような感じですが、数人の早い通勤者が電車の到着を待っていました。 
 
 5:24 江の島から一番電車が到着します。この電車は4両編成でしたが、早朝は一部の電車が2両で走っています。 
 
 5:53 鎌倉高校前で下車、東側にある踏切で撮影すべく移動します。この駅で降りたのは1984年の9月以来の41年ぶりです。まだそんなに家が建ってなかった時代でした。 
 
 これだけ早朝ならまだ観光客なんかいないだろうと思ったら甘かった。なんと中国人たちは前夜のうちにレンタサイクルを借りて、電車が動きだす前からホテルを出発して、ここまでえっちらおっちら自転車を漕いでくるという、もぅ驚きを通り越して呆れています。 私が着くのと入れ替えにその中国人らのグループは帰っていきましたが、別の多分フィリピン人のカップルが来て、電車が通ると時に被写体エリア内に乱入してきたので止めようがありません。 
 
 3本目にしてようやく人がいないこの踏切(本当は背後にいましたが)の風景を撮れました。夏場の早朝なら、北側から太陽が当たるので、順光を期待していましたが、朝の湿気で上空がモヤってしまったので、ちょっと残念な結果でした。 
 
 7:13 続いてやってきたのが稲村ケ崎 この駅で降りるのは1980年の夏以来の45年ぶりです。
 
 駅から歩いて10分ほどで、海岸沿いの線路が離れる場所となる構図で撮影、上半身裸のジジイがランニングしていて見苦しかったですが、引いたアングルではあまり影響 ないようです。 
 
 同じ場所でカメラを鎌倉側に構えたアングルで撮影。45年前もここで同じ電車を撮ったのですが、その頃とあまり変わっていません。 
 
 同じカーブの鎌倉側からの撮影、昔は道路と線路の間の仕切りの柵が全くなかったのですが、その後はガードレールが設置されています。 
 
 8:52 稲村ケ崎から一旦鎌倉に戻って、藤沢行きの前面展望を楽しもうとしたら300型がやってきたので、途中の江の島まで乗ることにします。
 
 新らしい2000型などは正面1枚窓で展望がよいのですが、この古い電車は3枚窓なので前面展望としては見劣りしますが、吊り掛け式のモーター音を楽しめると思ったら、なんとカルダン式に換装されていました。さらに途中の駅からは保線作業員が便乗となり、運転室内が男たちで満員となって景色どころじゃなくなりました。打ちひしがれて江の島で折り返し、鎌倉へ向かいます。あっ今日は1日乗車券を買ってるので、何度も行き来できます。 
 
 9:37 鎌倉高校前駅を出たところを車内から撮影。もう外人客だらけで芋洗いの例の踏切。これでもまだ少ない方で、今の乗ってた電車から40人ぐらいの外人客が下りたので、さらに混雑、この状況が1日中続くんですから、、地元の住民は大変です。 
 鎌倉に着いてからは横須賀線で大船に向かいました。

 
 .45年ぶりに乗る湘南モノレール 
 江ノ電の1日フリー乗車券を持ってるので、この機会に何度も廃止の話が出ては消えてる湘南モノレールに久々に乗ることにしました。 
 
 ICカードではなく、わざわざ切符を買って乗るのは、手元には残りませんが、こうして写真に撮っておくことで画像としては記録に残るので、初めてや久々に乗る鉄道の場合はこうして切符を買って乗ります。 
 
 江ノ電に比べたらこちらは地元客ばかりだろうと思ってたら大間違いで、ホームや車内は中国語で溢れていました、げんなり。 
 
 終点の湘南江の島駅到着ホームの端っこから、望遠アングルで、このように空飛ぶ電車を撮ることができます。 
 
 11:15 モノレールの終点駅の湘南江の島駅はビルの5階にひっそりと佇む感じの駅で、初見だと分からないかも知れません。
 
 改札階から1つ降りた階には、テナントが埋まっていないのか、このような空き空間を上手く利用したスペースがあり、田舎じゃなくてもこういうのが提供されているのが嬉しいですね。まぁ昼間でも電車が7分毎に出ているので待つこと自体が少ないでしょうが。 
 
 最後はまた江ノ電に乗って今日3回目の鎌倉に来(戻っ)て、湘南2私鉄訪問を終えました。同じ海沿いでも江の島は暑いのに、鎌倉には独特の海風が吹き込んで、意外と涼しいんですよ。いつでもその風が吹き込むとは限りませんが。

 
 名古屋ー東京間の往復には青春18きっぷの期間でないので、行きは夜行で、帰りは夕方の便で帰る形を取ってきましたが、青春18きっぷがあんな事になってしまったので、単に東京へ往復するだけなら18期間中でも高速バスでいいかなと思ってたら、この夏休み期間中は高速バスが異常な混雑をしていました。みんな青春18きっぷの改悪に嫌気がさしてバスに乗り換えているんだなと。
 そうすると、どうしても行きたいという時でなければ夏休みはもう高速バスにすらも乗らなくなる、つまり旅行自体を取りやめるようになりました。

 これで遅れていた7月中の出撃関係の記事が終わり、次は8月の出撃関係(先に書いている高校野球関連を除く)となります。